■ブレーカートリップ時に、遠隔から再投入を試みる事が可能です。
分電盤に実装されているブレーカーがトリップした際に、遠隔地からネットワークを通じ再投入することが可能な分電盤です。 通常分電盤とは異なり、「表示、制御ユニット」「主ブレーカーユニット」「負荷ブレーカーユニット」から構成され、19インチラックに取り付け可能です。
特徴
- 分電盤の入力電圧・電流を測定しWeb 上で確認できます。
- ブレーカーがトリップした際には、負荷電流にて投入確認が行えます。
- トリップ時以外は、操作をする事が不可能です。
- EIA 規格(19 インチ)ラックへ実装可能です。
- 主ブレーカ数、負荷ブレーカ数の増減が可能です。
主ブレーカユニット : 最大4台、負荷ブレーカユニット56 回路(最大60 回路)まで監視可能です。
表示・制御ユニット
- 電流計、電圧計、受電装置、ALM 表示部を実装した入力盤です。
- 主ブレーカーユニットの「ON、OFF 制御」「トリップALM 監視」及び、「電圧、電流、電力、電力量」の確認が可能。
- 負荷ブレーカーユニットの「トリップALM 監視」と、「電流」の確認が可能。
- 主ブレーカー最大4台。負荷ブレーカー最大56台。合計60台のブレーカーを監視することが可能。
機能一覧 | 主ブレーカー | 負荷ブレーカー |
---|---|---|
ON、OFF 制御(トリップ時のみ有効) | ○ | – |
トリップALM 監視 | ○ | ○ |
電圧(WEB 及びIP より監視) | ○ | – |
電流(WEB 及びIP より監視)※1 | ○ | ○ |
電力(WEB 及びIP より監視)※2 | ○ | ○ |
電力量(WEB 及びIP より監視)※3 | ○ | ○ |
※1:負荷電流値 ※2、※3:主ブレーカーユニットの電圧値を使用
主ブレーカーユニット
- 通常の分電盤の主幹ブレーカーに相当します。
- 直接負荷を接続可能。
- 負荷ブレーカーユニットに接続可能。
- 遠隔(Web)及びタッチパネルからの「ON、OFF 制御」「トリップALM 監視」、「電圧、電流、電力、電力量」の確認が可能。
※「ON、OFF 制御」は、ブレーカーのトリップ時のみ有効。
・最大4台までブレーカーの監視、制御が可能です。
・ブレーカーの最大容量は、100AF です。
負荷ブレーカーユニット
- 主幹ブレーカーからの分配用ブレーカーユニットとなります。
- 8回路、16回路と、ブレーカ数量を選択できます。
- 遠隔(Web)及びタッチパネルからの「トリップALM 監視」と、「電流、電力、電力量」の確認が可能。
※電力及び電力量は、主ブレーカーユニットの電圧値にて演算します。
・負荷ブレーカーの監視最大数は56台です。
・最大容量は、30AF です。