テレワークの導入
仕事と生活の両立支援を目的に、2019年より試験的に「テレワーク」を開始し、2020年10月から本格的に導入しています。事務、営業を問わず、全社員が必要な状況に応じて出社やテレワークのスタイルを選べるため、育児や介護、病気など、どんな状況でも働きやすい環境となり、仕事と生活の両立が可能となります。コロナ渦を過ぎた現在も、テレワークと出社はそれぞれの状況にあわせて選べるスタイルが定着しています。
アバターロボット
など、
最先端の
実証実験に参加
テレワークでは、WEB会議に遠隔から参加しても対面に近い感覚を得られることを期待して、日本初の3Dバーチャルオフィス「RISA」の試験運用やアバターロボット newme(ニューミー) の実証実験に参加。アバターロボットは、人間を身体、脳、空間、時間の制約から解放することを目的に開発が進んでいて、バーチャルオフィスと同様、将来は身近になると考えています。先端技術をいち早く体感することで、将来VRが活用されるようになってもお客様にすぐに対応できるよう、新しい技術に積極的にチャレンジしています。
フリーアドレス化の導入
「フリーアドレス化」は、東京事業所が2023年1月から、大阪本社は6月から導入を開始しています。大阪本社は、個別デスクのない新しいレイアウトに生まれ変わり、本格的なテレワークの基礎が整いました。個別のデスクがなくなり、自由な席で仕事ができるため、部門間の垣根が取り払われてアクティブなコミュニケーションが育まれています。また個人で所有していた紙文書も大幅に削減し、文書の電子化が進んでいます。
フレックスタイム制の導入
「フレックスタイム制」は、時間の効率化、そして仕事と生活の両立支援を目的に2023年10月より導入を開始しました。株式会社デンソーの「フレックスタイム制」にはコアタイムがなく、夜10時から朝5時を除き、勤務時間を自由に設定できるのが大きな特徴です。以下が導入の目的ですが、あえてルールをつくらないことで、TPOに合わせた自律的な働き方で業務に取り組んでもらえるのではないかと考えています。
- 社員が仕事とプライベートのバランスを取りながら、充実感を持って働けるようにすること
- 育児や介護、通院などと仕事を両立する、両立支援を推進すること
- 社員が自分の働く時間を効率的に配分できること
「働き方改革」で社員に期待すること
「働き方改革」の目的は、仕事と生活の両立支援、ワークライフバランス、豊かな生活です。新たな働き方により生まれた時間で、ITリテラシーや自己管理能力を高めるとともに、ルールや指示に従うだけでなく、自発的に考えながら行動する社員が増えることを期待しています。しかし、社員の自己責任のみに任せることは、会社側の責任放棄でもあると考えているので、新入社員や若手社員には対面でじっくり向き合いアドバイスをする時間をつくるなど、その年代に合った働き方やバランスを考えて、今後の施策を考えて行きたいと思っています。